【育児書おすすめ】全ての親に読んで欲しい!と思った衝撃の育児本

育児書

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こんにちは、アラフォーシングルマザー「たーね」です。

育児書って、どれを読んだら良いのか、

分からなくなること、ありませんか?

いっぱいあるけど・・・

おすすめの育児書、どれ?

今まで読んだ育児書の中で最も衝撃を受け、

全ての親に読んで欲しいと思った本をご紹介します。

本を読む前と、読んだ後では、

子どもへの接し方、考え方がガラッと変わりました。

・子ども将来が心配

・子どもの関わり方が分からない

・シングルマザーで、子どもへの影響が心配

こんな悩みも解決してくれる本です。

私は、この本で親として大事なことは何なのかが、身に染みました。


本を通して学ぶことで、親子の関係がもっと良好になり、

幸せな子ども時代を過ごすことができますように。


【おすすめ育児本】『いい子に育てると犯罪者になります』

なかなかのタイトル。

手に取るのに、ちょっと勇気がいりました。

でも、「読んで良かった」と心から思った一冊です。

著者の岡本茂樹さんは、刑務所の受刑者に対して

更生プログラムを作って授業したり、個人面接をする仕事をされていました。

受刑者に個人面接をしていると、必ずといっていほど、

彼らの問題の原点が幼少期にあるそうです。

自分の感情を表に出さずに、

幼い頃から無理を重ね、

親の期待に耐えられなくなった時、

積りに積もった感情が「犯罪」という形で爆発すると

警告しています。


「いい子」は我慢している

事件のインタビューを見ていると、

「真面目な子だったのに・・・」

「大人しくて、いい子だったのに・・・」

そんな声を良く耳にします。

どうして「いい子」がそんなことをしてしまうのでしょう。

全ての子どもは、親に愛されたいと思っています。

でも、親が忙しく、あまりかまってもらえなかったりすると、

子どもは我慢するのが当たり前になるそうです。

子どもも親が忙しいのが分かるので、

親の思いを察する「いい子」になろうとします。

親に構ってもらいたい思いを隠し、必死に我慢します。

その思いを口に出すこともしません。

親は子どもが「何も言わないから大丈夫だろう」と思い込み、

子どもは、ますます我慢することが当たり前となっていきます。

子どもの奥底には常に寂しさがあり、ストレスを積み重ねています。

我慢して、我慢して、我慢して、耐えられなくなったある日、

爆発します。

どんな形で爆発するかは人それぞれですが、

最悪の形が、「犯罪」です。


「どんな人でも犯罪者の危険性がある」と書いてあり、ドキッとしました。

一人っ子の私は、子ども時代、両親が共働きだったので、

いつも一人で留守番をしていました。

テーブルの上にお金がポンと置いてあり、

家の中はシーンとしています。

面白いテレビを見ていても、全然面白くない。

ホントは一人で寂しかったけど、

我慢して、我慢して、我慢して

私の場合は、病気になりました。

病気が悪化すれば、母はかまってくれる

無意識の内に、自分で病気を作り出していたんだと思います。

どんな人にも、こんな幼少期の思い出があるのではないでしょうか。

子どもに我慢、させていませんか?


子どもの本当の気持ち、聞けてますか?

「我慢強い子」は、育てやすい「いい子」と思いがちです。

ぐずぐず泣かない、

「帰ろう」と言ったら、すぐ来てくれる、

親の言うことに素直に従ってくれる、

なんていい子なんだろうと思います。

でも、もしかしたら、子どもは「我慢」しているかもしれません。

「ちゃんとしなさい」

「静かにしなさい」

学校でも注意され、家でも注意されていると、

子どもは常に緊張し、心も身体も疲れ切ってしまいます。

「しんどい」

「もっと遊びたかったのに」

「こんなこと言われて嫌だった」

自分の本当の気持ち感情を誰かに言うことで、

悩みや苦しみが解放されていきます。

もしかしたら、子どもが我慢しているかもしれないと気付いた時には、

「辛かったんじゃない?」

「どう思った?」と

子どもに寄り添って、心の声を聴いてあげることが必要です。

言うことで、ストレスは軽くなっていきます。

「ありのままの自分」を認めてくれる人が一人でもいたら、

犯罪、自殺、いじめは減るではないでしょうか。


甘え上手になろう

幼少期に身に着けて欲しいことは、

「親に十分に甘えられることに尽きる」そうです。

「甘えちゃダメ!」と言うと、

辛いことや、苦しいこと、悲しいことがあった時に、

一人で抱え込むことになります。

これが、苦しみを生み出します。

自分の思っていること、考えていることを誰かに言うのは、

ストレスをためない、健康的な方法です。

「辛い時ほど、笑顔で頑張らなきゃ」

大人も思いがちです。

特にシングルマザーは、育児も仕事も休めないので、

私が頑張らなくては!と、肩に力が入りやすいと思います。

アラフォーシングルマザーの私も、

笑ってれば何とかなるさ、と思ってきました。

3歳の息子は時々、他の家族をボーッと見ています。

何と声をかけたら良いか分からず、

私も無言で、子どもを見てしまったりします。

「パパは?」と言われたらどうしよう、

私は、そんな不安をいつも抱えているような気がします。

気付かないうちに、子どもも私もストレスを溜めているかもしれません。

お互いに、素直な気持ちを言い合える関係になるように、

本音を言う練習をしていきたいと思います。


「大丈夫?」の声掛けは、危険かもしれない

「大丈夫?」という声掛けは、

「大丈夫」としか答えらないので、

知らないうちに、相手の感情を抑制している可能性があるそうです。

今まで私は良かれと思って、子どもに「大丈夫?」と言いまくってきました。

確かに、「大丈夫?」と聞くと、「大丈夫」としか返事がありません。

「大丈夫?」じゃなかったら、何と言ったらよいのか。

相手が感じていることを、推測して言ってみるのだそうです。

「大丈夫?」→「痛かったでしょう?」

「大丈夫?」→「辛そうだね。何かあった?」

やってみると、なかなか難しい・・・

今まで安易に「大丈夫?」で済ましてきたことを痛感しています。

相手の気持ちを想像し、声をかけてあげる優しさ、

私はまだまだ練習が必要みたいです。

「大丈夫?」という前に、

子どもの気持ちを少し考えて声をかけてみませんか?


まとめ

・犯罪の原点は幼少期にある

・「いい子」の我慢は、いつか爆発する

・自分の本当の気持ち・感情を言えると、悩みや苦しみが解放されていく

・大切なのは、親に十分に甘えられること

・相手の感情を推測して、聴いてみる

本『いい子に育てると犯罪者になります』を読んで、

人の見方がガラッと変わってしまうぐらい、衝撃の内容でした。

子育てする全ての親に、

教育に携わる方に、

昔子どもだった全ての大人に、

読んでもらいたいなと思います。

「育児本、何から読んだら良いかな?」と思ったら、読んでみてください。

子どもたちがみんな幸せでありますように。

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